日本喜劇人協会11代目会長に就任した山田邦子さん=10月30日、東京・浅草

 タレントの山田邦子さんが、喜劇の発展を目指す「日本喜劇人協会」(東京都)の11代目会長になった。10月30日に浅草で開かれた記者会見で、「(自分が)やってきたのがバラエティーの畑なもんですから、歌手、役者といろんなお友達がいます。みんなで作り上げていければ」と語った。

 協会の前身の東京喜劇人協会は1954年に設立され、榎本健一さん、俳優の森繁久弥さん、森光子さんらが会長を務めてきた。

 喜劇人の顕彰や舞台公演などを実施したが、10代目の小松政夫さんが2020年に亡くなった後は会長不在で、協会は休眠状態になっていた。

 山田さんは「オレたちひょうきん族」「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」など多くの人気テレビ番組に出演。1988年から8年連続で「好きなタレント調査」(NHK放送文化研究所)の1位になった。

「私みたいなお調子者は、垣根越えられる」

 還暦を過ぎ、近年は浅草などで舞台に立つことが多い。22、23年にはM―1グランプリの審査員を務め話題になった。

 この日の会見には、白塗りのメイクとド派手な和装で登場。

 「(最近は)めんどくさくて…

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