小田原漁港(神奈川県小田原市)に27日朝、相模湾でとれたキハダマグロ122本が水揚げされた。1日で100本を超す水揚げは珍しく、関係者は今季の豊漁を期待している。

 市によると、この日の水揚げは真鶴町にかけての4カ所の定置網にかかったもの。体長100~120センチ、重さは20キロ前後。一番大きなものは42・5キロあったが、全体としてはやや小ぶりという。

 キハダマグロは小田原では夏の魚として知られ、1日の水揚げは数本が普通で、多い日でも20~30本程度という。今年は春からブリやアジの豊漁が続いており、秋までが漁期のキハダにも期待が高まっている。(清水敬久)

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