第18回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が18日、名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で開幕した。対局は公開され、トップ棋士が間近で戦う臨場感をファンが堪能している。
午前10時開始の1回戦では、前回優勝の永瀬拓矢九段(32)と高見泰地七段(31)、A級棋士の佐々木勇気八段(30)と岡部怜央四段(25)が対戦。勝者同士が4強入りをかけて午後に対戦する。別室では木村一基(かずき)九段(51)、斎藤慎太郎八段(31)らによる大盤解説会も始まった。
朝日杯は持ち時間各40分で、使い切ると1手1分未満で指す早指し戦。本戦はシードの8棋士と予選を勝ち抜いた8棋士の計16棋士によるトーナメント。
19日は、朝日杯で優勝4回の実績がある藤井聡太名人・竜王(22)=王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ七冠=ら4棋士が登場する。
大盤解説会の模様や棋譜は、朝日新聞デジタル(https://digital.asahi.com/shougi/asahicup_live/