【動画】事件直後、現場近くを通過するワンボックスカー=住民提供

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事件から1週間が経ったファストフード店。店舗入り口に献花台が設けられていた=2024年12月21日、北九州市小倉南区徳力1丁目、西岡矩毅撮影
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 北九州市のファストフード店で中学生2人が刺され死傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職平原政徳容疑者(43)とみられる人物が事件後、車で別の店に寄り買い物をしていたことが捜査関係者への取材でわかった。犯人の着衣に類似した姿だったといい、福岡県警は平原容疑者が現場から逃走後、身を隠さずに外出を続けたとみている。

 事件は12月14日午後8時25分ごろ発生。中学3年生の中島咲彩(さあや)さん(15)が腹部を刺されて死亡し、同級生の男子生徒(15)も負傷した。犯人はマスクなどで顔を隠さず、事件直後には店の駐車場から1台の車が出ていく様子も確認されていた。

 捜査関係者によると、県警は…

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