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季節外れの時期に見つかったタケノコ=2024年11月22日、高知県四万十市西土佐岩間、笠原雅俊撮影
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 高知県四万十市の四万十川に架かる岩間沈下橋に近い竹林で、タケノコが採れた。この地域でタケノコが採れるのは例年1~2月ごろといい、住民らは「11月は初めて」と驚いている。

 今城千恵さん=同市西土佐岩間=が夫と11月20日にユズを収穫しているさなか、竹林を歩いていると靴底に何かを感じた。「もしかして」と土を掘ると小さなタケノコ1本が出てきた。翌21日には長さ約15センチのものなど2本が採れた。

 今城さんは「暖かい日が数日続いたせいでしょうか」と話す。タケノコが見つかった場所はあまり日当たりが良くないが、土壌は温かいようだという。

 今城さんから知らせを受けた近くの「いわき食堂」の岩城千恵巳さんは「かわいらしいタケノコで煮込みにするとおいしそう。季節がわからなくなりましたね」と話していた。

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