プールなどで使う子ども用の浮き具について、誤った方法で着用すると溺れる恐れがあるとして、国民生活センターは22日、注意喚起した。
正しい着用を呼びかけているのは、両腕と胸部の浮き具が一体化した「アームリング付き浮き具」。
国民生活センターがダミー人形を使って実験したところ、胸側に装着すべき浮き具部分を背中側にあてて装着し、水に入れると、うつぶせになりやすい傾向があったという。うつぶせ状態から仰向けに反転するのも、背中側の浮力が邪魔をし、小さな子どもには難しいと考えられるという。
昨年8月、この浮き具を正し…