
天皇陛下は5日、東京都港区で、「協力とパートナーシップのための水と災害に関する国際シンポジウム」を聴講した。
今回のシンポジウムは、水災害軽減に向けた取り組み強化のための国際会議「水と災害に関するハイレベルパネル」(HELP)などが主催。天皇陛下は、HELP議長のハン・スンス元韓国首相に出迎えられた。約2時間にわたってすべて聴講した後、国内外の登壇者と懇談した天皇陛下は、「大変興味深く、勉強になりました。これからも水に関する関心を持ち続けていきたい」と述べたという。
天皇陛下は皇太子時代から水問題の研究をライフワークとしており、国連の特別会合や「世界水フォーラム」などの国際会議で度々講演している。