【グレンデール（米アリゾナ州）共同】米大リーグのドジャースは１２日、アリゾナ州グレンデールで投手と捕手のバッテリー組がキャンプインを迎え、投打「二刀流」復活を目指す大谷翔平が３月の日本での開幕戦に向けてスタートを切った。目標に掲げるワールドシリーズ２連覇に向け「もう次のシーズンが始まっている。今年また勝てるように、もう一度気を引き締めて頑張りたい」と意気込んだ。
右肘手術の影響で昨季は打者に専念。キャッチボールをした後は打者としてフリー打撃に臨み、２年連続で本塁打王に輝いた豪快なスイングを披露した。プロ野球ロッテから加入した佐々木朗希に「この環境自体を楽しんでくれたら、必ず結果はついてくると思う」とエールを送った。
佐々木は初日からブルペンに入り「周りにすごい選手がたくさんいて、スケジュールなども慣れないところが多い」と語った。開幕投手に決まった山本由伸はキャッチボールや守備練習で始動した。
ドジャースは３月１８、１９日に東京ドームで今永昇太、鈴木誠也の所属するカブスと２試合を戦う。
