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トヨタ自動車と三菱UFJ銀行が1月、愛知県豊田市で取引先の自動車部品メーカーとスタートアップ(新興企業)を引き合わせるイベントを開いた。接点がなかった異業種と出会い、新たな発想や技術革新につなげてもらう初の試み。両社はこうした取り組みを通じ、業界や地域全体の底上げを狙う。
会場となったトヨタ本社のサプライヤーズセンターは多くの人で混みあった。一角で行われていたのは新興企業のプレゼンテーション。各社が10分間ごとに交代して登壇し、事業を売り込んだ。
「理想の工場はどういうものですか」。リンクウィズ(浜松市)の吹野豪・最高経営責任者(CEO)はそう問いかけ、3Dスキャナーを用いたロボットによる検査システムなどを紹介。「工場の品質管理を変えたい」と訴えた。
65社ずらり、「実務レベルに近い」AIに導入検討の声も
新興企業は東京や愛知、福岡…