経団連は27日、大手企業の冬のボーナスは前年比2.11%増の92万5545円だったと発表した。増加は3年連続。コロナ禍前の水準には届いていないが、2019年の95万円台、18年の93万円台に続き、比較可能な1981年以降で3番目に高かった。
原則として従業員500人以上の21業種161社(約78万6千人)の妥結額を調査し、従業員数の加重平均で集計した。
好調な企業業績や、賞与算定のもとになる基本給の伸びを反映して高水準の支給となり、平均妥結額の伸び率は前年(1.37%)を上回った。
業種別にみると、製造業(1…