長らく政府の地震調査委員会委員長を務め、元気象庁地震火山部長の津村建四朗(つむらけんしろう)さんが10日、亡くなった。91歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男俊明さん。
1995年に発足した政府の地震調査委員会で、2代目の委員長を2000年から3期6年務めた。2004年に瑞宝中綬章。出身地の和歌山県広村(現・広川町)は安政南海地震(1854年)の際に稲わらに火をつけ、村人を高台に導いたという逸話「稲むらの火」で知られ、晩年まで地震や津波防災について地元で講演を行った。
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長らく政府の地震調査委員会委員長を務め、元気象庁地震火山部長の津村建四朗(つむらけんしろう)さんが10日、亡くなった。91歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男俊明さん。
1995年に発足した政府の地震調査委員会で、2代目の委員長を2000年から3期6年務めた。2004年に瑞宝中綬章。出身地の和歌山県広村(現・広川町)は安政南海地震(1854年)の際に稲わらに火をつけ、村人を高台に導いたという逸話「稲むらの火」で知られ、晩年まで地震や津波防災について地元で講演を行った。