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交通安全の啓発グッズを通行人に配る高校生たち=2024年9月29日、阪急宝塚駅前

 【兵庫】秋の全国交通安全運動(21~30日)期間中の29日、県警宝塚署や宝塚市、地元の宝塚北高校の生徒たちが阪急宝塚駅前の広場でクイズイベントの開催や啓発グッズの配布で市民への啓発活動を行った。

 宝塚北高から参加したのは、男子バレーボール部員と女子マネジャーの13人。「見せる交通安全啓発」を意識して毎年、同署から駅まで高校生たちが反射材がついたチョッキを着てランニングすることから、イベントは「ランニング高校生ポリス」と呼ばれる。

 駅前広場では行き交う人たちの前で高校生たちが○×クイズに挑戦。「道路で歩きスマホをしても構わない」「自転車は歩道を走れるので、歩行者の仲間に分類される」といった質問に答えていた。

 参加した2年生の男子部員(17)は「普段、歩行者の立場でも自転車に乗っていても事故の危険を感じることがあるので、気をつけたい」と話していた。(小田健司)

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