2024年10月8日、米ニューヨークの国連本部で記者団に声明を読み上げる国連のグテーレス事務総長=遠田寛生撮影

 国連は24日、グテーレス事務総長がロシアのプーチン大統領と会談し、ウクライナ侵攻は国連憲章と国際法に反していることを伝えたと発表した。グテーレス氏はロシア西部カザンで開催され、プーチン氏が議長を務める新興国グループ「BRICS」の首脳会議に出席していた。グテーレス氏がプーチン氏と直接会うのは、侵攻が始まった2022年以来だという。

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 グテーレス氏はこれまでも公の場でロシアによるウクライナ侵攻は国連憲章と国際法違反だと主張してきた。会談ではあらためてその立場を表明。ウクライナには「国連憲章、国際法、国連総会決議に沿った公正な平和」が必要と述べたという。

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