東京都内有数のターミナル駅である品川駅(東京都港区)の周辺が大きく変わろうとしている。リニア中央新幹線の開業や東京メトロ南北線の延伸が決まったことで、再開発の動きが加速。高層ビルが続々と建てられようとしている。
JR品川駅高輪口。かつて、品川のランドマークとして知られた地上29階建ての複合施設「シナガワグース」が立っていた土地で今、大規模な工事が進んでいる。
土地を所有する京急電鉄はここに、地下4階地上29階建て、延べ床面積31万平方メートルの新たなビルを建設し、2029年度に開業させる計画だ。ビルには、共同事業者であるトヨタ自動車の東京本社やホテル、多目的ホールなどが入るという。
同社の品川での再開発はこれ…