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フィギュアスケートの四大陸選手権は22日、第3日が韓国・ソウルであり、男子フリーで4位だった友野一希(第一住建グループ)の総合4位が日本勢最上位。日本男子がこの大会で表彰台を逃すのは9年ぶりだった。壷井達也(シスメックス)は総合5位、三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は総合6位だった。ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が合計285.10点で初優勝。
アイスダンスはフリーが行われ、吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)が総合8位、田中梓沙、西山真瑚(しんご)組(オリエンタルバイオ)が総合11位だった。
悲壮感なかった友野一希
SP3位から総合4位に沈んでも、友野の表情に悲壮感はなかった。
- 「1%でも思うなら」という祈り 我慢の時を過ごす友野一希にも
冒頭の4回転―2回転の連続トーループは、出来栄え点(GOE)で2・04点の加点を引き出した。その後も全ジャンプで着氷し、表現力などを評価する演技構成点は全体2位。「ミスはあったけど、攻めた演技ができた」とうなずいた。
前向きになれたのは、今季の…