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地震

 宮崎で最大震度6弱を観測した8日午後4時42分ごろの地震で、気象庁は、南海トラフ地震の可能性が高まった場合に出す「臨時情報」を2017年に制度を開始してから初めて出すかどうかの検討に入った。臨時情報とはどんなもので、発表されたらどう行動すればいいのだろうか。

 南海トラフ地震の想定震源域は、東海から九州の太平洋沖とされ、100年から200年ほどの間隔で、繰り返し巨大地震が起きてきた。発生すれば津波が広い範囲に押し寄せ、犠牲者は最大約32万3千人と想定される。

 その南海トラフ地震に関連して発表されるのが、臨時情報だ。南海トラフ地震の想定震源域周辺で、地震の規模を示すマグニチュード(M)6.8以上の地震などの異常現象が起きた際、気象庁が地震発生の5~30分後にまず、「臨時情報(調査中)」を発表する。

 大地震が発生すると、続けて…

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