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北海道

 北海道教育委員会は28日、2025年度の公立高校入試について、推薦・連携型入試の合格内定者を除いた最終出願状況を発表した。

 実募集人員は、全日制と定時制を合わせて2万5716人。2万3647人が出願し、平均倍率は、過去最低の0.92倍(前年度0.93倍)となった。出願者数が募集人員を下回る1倍割れとなったのは、9年連続。平均倍率は、全日制が0.96倍(同0.96倍)、定時制が0.45倍(同0.50倍)だった。

 推薦・連携型入試で内定を得られず再出願したのは、全日制2059人、定時制110人。このうち、当初と違う学科を選んだのは全日制183人、定時制5人だった。

 出願変更後から倍率が0.4ポイント以上高くなったのは7校11学科。旭川農業・農業科学が1.7倍から3.3倍、同・森林科学が1.4倍から2.5倍、帯広農業・食品科学が1.9倍から2.5倍となった。

 学力検査は3月4日、合格発表は同17日にある。

 各校の詳しい出願状況は道教委のホームページ(https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/gks/211914.html)で確認できる。

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