ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、北朝鮮兵捕虜が「偽の身分証」を渡されたと語る動画を公表した。捕虜はロシア・トゥバ共和国の身分証を所持していたが、そこに記されている氏名について「私の名前ではなかった」と動画内で語っている。
ウクライナ側はこれまで、北朝鮮兵にはロシア軍から、ロシア人のような名前が記された身分証が発行されていると主張してきた。ロシアが北朝鮮兵の戦争への関与を認めたくないことが理由だと訴えている。
ゼレンスキー氏は11日、捕虜が持っていた身分証を公表。顔写真は貼られておらず、1998年にトゥバ共和国で生まれた「アントニン・アランチン」と記されていた。ロシアの独立系メディアによると、トゥバ共和国には生年月日と氏名が一致する人物がいるという。
捕虜は14日に公開された動…