富士急行線の普通列車。後方に見えるのは富士山=富士急行提供

 富士急行(山梨県富士吉田市)の堀内光一郎社長は25日、子会社の富士山麓(さんろく)電気鉄道(同県富士河口湖町)が運行する富士急行線の通学定期券を、高校生以下に限って来年4月から値下げすると表明した。

 この日、沿線各高校のPTAが文書で値下げを要請したのに対して口頭で回答した。値下げは2017年4月以来で、値下げ幅は今後詰める。

 富士山のふもとを走る富士急行線は、特有の事情で運賃が割高になっていたといいます。それでも、7年前に続いて再び値下げが可能となった背景を記事の後半で説明しています。

定期代節約で途中駅まで車で送迎する親も

 富士急行線は大月(同県大月…

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