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洞爺湖と中島などが見えるお気に入りの場所に立つ岡ドルゲ・コジマさん
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Be Ambitious!:3 岡ドルゲ・コジマさん ドイツ→壮瞥

 札幌で生まれた電子の歌姫「初音ミク」は当初、海外でなかなか浸透しなかった。世界の歌姫「レディー・ガガ」と共演するまでになったのには、一人のドイツ人女性の存在が欠かせなかった。

 青いツインテールに少女漫画のような大きな目。初音ミクは2007年にデビューすると、日本国内で瞬く間に人気が広がっていった。

 ボーカロイド(音声合成ソフト)のミクは、自由な二次創作が可能な仕組みだ。投稿された曲にイラストや動画をつけて再投稿する「創作の連鎖」が起きていた。

 ドイツ国籍の岡ドルゲ・コジマさん(43)が、ミクに関わり始めたのは13年。札幌で暮らし始め、ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディア(札幌市中央区)に就職し、欧米プロモーションを担当するようになってからだ。だが、ミクの幼そうな見た目などが障壁だったのか、国内とは差がついていた。

 夢をかなえたい。パッションを追い求めたい……。そんな思いで、海の向こうから北海道にやってきたYOUたち。次回は大谷翔平選手がインスタをフォローするウガンダ人野球選手の物語です。1月19日午後6時、配信予定です。

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 欧米担当は2人。岡さんは…

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