23日の外国為替市場で対ドル円相場は円安が進み、一時1ドル=153円台をつけた。7月31日以来、約3カ月ぶりの円安水準となる。株式市場で日経平均株価は3日続落し、円安株安の流れが続いている。
前日の米ニューヨーク債券市場で長期金利が上昇し、約3カ月ぶりの高水準をつけた。背景には、11月の米大統領選で共和党のトランプ前大統領が当選すれば、物価高が再燃するとの見方がある。
日米の金利差が広がったことで円売りドル買いが加速し、23日午後の東京市場で一時、前日夕より1円超円安が進み、152円台をつけていた。9月16日に139円台をつけて以降、約1カ月で10円超も円安に振れた。
23日の東京株式市場で日経…