兵庫県議会第2会派「維新の会」(21人)の岸口実県議(明石市選挙区)が会派の団長を辞任した。昨年12月13日付。維新関係者によると、11月の知事選で支援した候補者が大敗したことなどの責任を取ったという。
維新の会の県議団は、知事選で日本維新の会の清水貴之参院議員(当時)に立候補を要請。清水氏は離党し無所属で臨んだが、県議や県内選出の国会議員らで構成する地域政党・兵庫維新の会が支援した。しかし、清水氏は落選。また、県議団のなかに再選を目指した斎藤元彦氏を支援した県議がおり、足並みがそろわなかったことに執行部の責任を問う声が出ていた。
維新関係者によると、岸口氏の後任は置かない。会派代表者はこれまで通り門隆志幹事長が務める。県議団内では、白井孝明県議も昨年12月13日付で副政調会長を辞任した。
兵庫維新の会では、知事選のほか衆院選で県内12選挙区で全敗したことの責任を取り、片山大介代表が昨年末で辞任している。