兵庫県議会12月定例会の初日を終えて、記者の取材に応じる斎藤元彦知事=2024年12月3日午前11時30分、神戸市中央区の兵庫県公館、伊藤進之介撮影

 兵庫県議会による全会一致の不信任決議で失職した斎藤元彦知事が11月の知事選で再選されたことを受け、朝日新聞は、県議会の全議員86人へのアンケートを実施した。県議会が決議を行ったことの評価を聞いたところ、83%にあたる71人の県議が「適切だった」と回答した。

不信任の考え「変わらない」15% 「今は信任する」36%

 一方、「不信任の考えに変わりがないか」という問いに「変わらない」と答えたのは13人(15%)。「どちらともいえない」の36人(42%)、「信任する」の31人(36%)を下回った。信任するか否か、知事選を経て多くの県議が揺れ動いていることがうかがえた。

 アンケートは選挙後の11月21日、全県議86人(知事選後に辞職した1人を含む)にメールで依頼。実名で回答を求め、80人が応じ、自民の5人が回答を断り、辞職した1人は回答しなかった。

兵庫県議への朝日新聞アンケート

「不信任決議は適切」「今は信任する」回答した理由は

 不信任決議を「適切だった」…

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