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大学入学共通テストを受ける受験生たち=2025年1月18日午前9時7分、兵庫県西宮市、有元愛美子撮影
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 大学入試センターは22日、大学入学共通テストの平均点の中間集計を発表した。

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 今回から導入された新科目「情報Ⅰ」(100点満点)は73.10点で高い水準となった。受験直後から、受験生や予備校講師らから「解きやすい問題」との声が聞かれていた。また、英語(リーディング)は昨年度(確定値)より8点ほど上がっており、比較的解きやすかったようだ。

 共通テスト本試験は18、19日に実施された。約49万5千人が出願し、教科別で受験者数が最多だった外国語は45万4899人が受けた。

 主な科目の平均点は、英語(リーディング)59.65点、同(リスニング)62.91点、「数学Ⅰ、数学A」56.66点(いずれも100点満点)、国語126.13点(200点満点)など。

 物理基礎(50点満点)は、今回から出題形式が変わったが、旧センター試験を含めて2015年度以降で最低の26.04点だった。

 科目間の得点調整の有無は24日に発表される。

 また、同センターは、25、26日にある追試験の受験を992人が認められたと発表した。同日の再試験は54人が受ける。

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