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厚生労働省が入るビル=東京・霞が関

 厚生労働省は7日、全国に約5千ある定点医療機関から報告された1月27日~2月2日のインフルエンザの新規感染者数が2万8943人で、定点あたり5.87人(前週11.06人)だったと発表した。3週連続で減少し、警報を継続するレベルとなる10.00人を8週ぶりに下回った。

 定点あたりの感染者数が最も多かった都道府県は山形で16.02人。次いで新潟14.94人、沖縄13.32人。全都道府県で前週から減少した。

 約500ある基幹定点医療機関の入院患者数は665人で、前週の1313人から648人減少。集中治療室(ICU)の入院者数は23人で、前週から30人減った。学級閉鎖は前週から415件減って781件だった。

 厚労省によると、1月27日~2月2日の定点医療機関での新型コロナウイルスの新規感染者数は2万9869人で、定点あたり6.06人。前週も6.06人だった。

 都道府県別の最多は長野で8.61人。次いで宮城8.40人、福島8.15人と続く。入院者数は2062人で、前週の2205人から143人減少した。ICUに入った患者は82人で、前週から10人減った。

■定点あたりの新型コロナウイ…

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