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愛知戦で力投する大垣日大の中野翔真投手=2025年3月12日午後2時25分、大垣市北公園野球場、高原敦撮影
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 阪神甲子園球場で18日に開幕する選抜高校野球大会に向け、大垣日大(岐阜)の選手らが13日、練習拠点のある岐阜県神戸町を出発し、甲子園練習に臨んだ。開会式を経て大会3日目の第1試合(20日午前9時開始予定)で西日本短大付(福岡)と対戦する。

 12日には学校で壮行会があったほか、地元の大垣市北公園野球場で愛知と練習試合を戦った。甲子園に通算6回出場している実力校相手に2―3で競り負けたものの、安打数は相手を圧倒し、投手陣も切れのある投球を随所で見せた。

 3月に入って近江(滋賀)や前橋育英(群馬)など強豪との練習試合を10試合以上重ねてきた。高橋正明監督は「投手が心配だったが、試合を重ねるごとに良くなってきた。細かいミスはあるが、収穫があった」と振り返った。

 昨秋の東海大会決勝で完投し優勝に貢献した中野翔真投手は「甲子園での自信につなげたい。初戦で勝って自分も良い投球をしたい」と語った。

 1番打者で快足の山口誠之助外野手は「甲子園では低い打球を徹底し、まずは塁に出てチームを勢いづけたい」と意気込んでいた。

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