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高崎市の高崎健康福祉大学で18日、第97回選抜高校野球大会の選抜旗の授与式があり、健大高崎の加藤陽彦(はるひこ)校長から加藤大成主将(2年)に手渡された。
健大高崎は3年連続8回目の出場。昨年初優勝し、今年は連覇がかかる。県高校野球連盟の上原清司会長(58)は「どうか一瞬一瞬にも気を抜かず、細心の注意を払って毎日の生活を送ってほしい。そしてあの緊張感あふれる甲子園の舞台を楽しみながら、連覇の重圧も推進力に変えて、健大高崎高校の躍動感ある野球を我々に見せてほしい」と激励した。
加藤主将は「群馬県のチャンピオンとして、関東地区の代表として、史上4校目となる春連覇を達成できるように、一戦必勝で頑張っていきたい」と決意を述べた。
青柳博文監督(52)は「選抜旗が授与されて、いよいよ始まりだという緊張感が増してきた。連覇という目標はあるが、まずは初戦突破です。初戦に向けて、この冬やってきたことを全部出します」と話した。
選抜大会は3月7日に組み合わせ抽選会があり、同月18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。