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福井県内の原発にたまる使用済み核燃料の県外搬出をめぐり、ロードマップ(工程表)の見直しを進めていた関西電力が、フランスへの搬出量を当初の200トンから倍増させる方針を固めたことが関係者への取材でわかった。13日にも県に提示する。
関電は2023年10月に初めて工程表を県に示した。だが主な搬出先となる日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)の完成目標が2年半遅れたことに伴い、昨夏に見直しを表明。今年1月に杉本達治知事と面会した森望社長は「あらゆる可能性を組み合わせて、必要な搬出容量を確保する」と述べていた。
これまでの工程表では、実証研究名目で27~29年度に高浜原発から200トンをフランスに運ぶとしていたが、今回の工程表では県内から計400トンほどの搬出を確保するとみられる。
工程表をめぐっては森社長が…