使用済み年賀状の回収箱、市職員の手作りに予想を超す8万枚が集まる

　「年賀状は個人情報があって、古紙（回収）に出しにくい。リサイクルをしてもらえないか」。一人の市民の声に応えた滋賀県近江八幡市の職員手作りの回収箱が、好評だ。市の想定を大きく超える枚数が寄せられている。

　市では、使用済みはがきは資源ごみの分類だ。

　でも実際は、宛名などの個人情報を気にして、粘着テープで束ねるなどして燃えるごみに出されている。束が厚いと、燃え残ることもある。

「回収ポスト」は、ある空き箱を流用した

　市生活環境課の職員は、段ボ…