「佐渡島の金山」追悼式であいさつする生稲晃子政務官=2024年11月24日午後1時20分、新潟県佐渡市、井上充昌撮影

 新潟県佐渡市で24日、「佐渡島の金山」の全労働者のための追悼行事が開かれたが、朝鮮半島出身者の遺族や韓国政府側は出席しなかった。韓国側はなぜ参加を見送ったのか。日韓関係にどのような影響が考えられるのか。静岡県立大大学院の奥薗秀樹教授に聞いた。

  • 【詳しく】「佐渡金山」の追悼式、韓国不参加で開催 歴史問題の火種浮き彫り

 「佐渡島(さど)の金山」の全労働者のための追悼行事をめぐる一連の問題では、支持率の低迷などで政権基盤が弱まる韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の立場を日本側がさらに難しいものにしてしまったと言わざるを得ない。

 尹氏の対日外交政策は、野党…

共有
Exit mobile version