第9期叡王戦第5局で挑戦者の伊藤匠七段が藤井聡太叡王に勝ち、初タイトルを獲得した。終局後の記者会見の一問一答は次の通り。
- 初失冠の藤井聡太叡王「終盤で上回られた」 叡王戦終局後一問一答
――叡王獲得おめでとうございます。改めてタイトル獲得の気持ちは
終わったばかりですので、実感はわいてこないというところですけど、やはりタイトルというのは子どもの頃から夢に見てきたものなので、とてもうれしく思います。
――21歳での初タイトル。プロ入りから振り返って
プロ入りから3年ほどでタイトル戦に出場することができて、それも自分としてはでき過ぎな結果だと思っていたんですけど、タイトル戦では厳しい戦いが続いていたので、このタイミングで獲得できたということも、幸運だったのかなと思います。
――このタイトル獲得の喜びをどなたかに伝えたいか
お世話になっている方はたくさんいますので、挙げるときりがないですけど、やはり両親や師匠には感謝を伝えたいです。
――対戦相手だった藤井聡太叡王にはなかなか勝てないでいた。どのような気持ちだったか。どう闘志を保ち続けてきたのか。
藤井さんにはずっと勝てない…
