「日本三大秘境の一つ」と呼ばれる宮崎県の山村・椎葉村に住み込み、ひたすら小説を書くのが仕事という「秘境の文筆家」が着任して半年が経った。作家の今村翔吾さんと、元・村図書館の司書、小宮山剛さんで発案した、異色の小説家育成プログラム。村外からやってきた若者4人は「半年に1作、500枚」のノルマにどう立ち向かっているのか。どう暮らしているのか。村を訪ねた。
「仕事の定義、正反対に変わった」 千葉雲雀さん(29)=仙台市出身
村に来る前は東京で会社員として働いていました。椎葉は夜開いている居酒屋がなく、ふらっと寄れる息抜きの場がありません。
少し物足りないこともありますが、出費は減りました。たまに外に食べに出ますが、基本は自炊しています。保存の利くカレーをよく作ります。
東京時代はとにかく、仕事が…