4月20日の中日戦で適時打を放つ阪神の大竹=有元愛美子撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

(6日、プロ野球 阪神タイガース―広島東洋カープ)

 甲子園での大型連休最後の試合は、雨のために中止となった。雨雲を呼んだのは、この投手かもしれない。阪神の大竹耕太郎だ。

  • ナンバー2の流儀とは 阪神一筋、平田ヘッドコーチが探る「距離感」

 昨季、チームトップの12勝を挙げた28歳の左腕は自他ともに認める雨男。昨季は開幕からの登板日が3回中2度、降雨中止になった。2度目の中止が決まった際に岡田彰布監督に「よう雨が降るな」と笑われると、「はい。6月(梅雨)生まれなので」と返した。

 球団も動いた。昨年6月に、名前をもじった「大雨降太郎さん」のフェースタオルを発売。9月には元祖・雨男とされた「雨柳さん」こと青柳晃洋(30)とのコラボグッズも登場した。

 その青柳は21年に徳永英明…

共有