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京都市役所=京都市中京区、西崎啓太朗撮影

 京都市がホテルなどの宿泊者に対し、宿泊料金に応じて1人あたり200~1千円を課す宿泊税について、上限を1万円まで引き上げる方針を固めたことが、関係者への取材でわかった。税収は従来の2倍超となる120億円規模になる見込み。2026年の引き上げをめざす。

 京都市は18年10月から宿泊税の課税を始め、現在、宿泊料金を3段階に分けて税を課している。1泊2万円未満は200円、2万円以上5万円未満は500円、5万円以上は1千円に設定している。

 これを5段階に細分化する。1泊6千円未満は200円、6千円以上2万円未満は400円、2万円以上5万円未満は1千円、5万円以上10万円未満は4千円、10万円以上は1万円に引き上げる方針という。

 観光客に人気のある京都市は…

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