極楽寺で公開される阿弥陀如来立像(右)=2024年9月18日午後2時58分、京都府城陽市、西崎啓太朗撮影

 浄土宗の寺で住職が講話をしたり、寺宝を公開したりする「京都浄土宗寺院特別大公開」が京都府内80カ寺で1~27日に開かれる。寺離れが進む中、檀信徒(だんしんと)以外にも寺や住職のことを知ってもらうことを目的に始まり、今年で9回目。秘仏を拝め、お勤め体験もできる。

 参加する寺の一つ、城陽市の極楽寺は14日午後1~4時の3時間限定で、阿弥陀如来立像を公開する。鎌倉時代の仏師・快慶が制作にかかわった最後の仏像とされる国重要文化財だ。

 この仏像は1999年の修理…

共有
Exit mobile version