井田明宏五段、朝日杯ベスト4進出 相手は服部慎一郎六段「いつも研究を一緒にしている相手と…」【第18回朝日杯将棋オープン戦】=佐藤圭司撮影
第18回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が23日、大阪府高槻市の関西将棋会館で指され、井田明宏五段(28)が初の4強入りを決めた。18、19の両日、名古屋市での公開対局で勝ち上がった佐々木勇気八段(30)、服部慎一郎六段(25)に続く3人目の4強進出で、残る1人は24日に決まる。
朝日杯は持ち時間各40分の早指し戦。本戦はシード8棋士と予選を勝ち抜いた8棋士によるトーナメント。準決勝と決勝は2月11日、東京・有楽町朝日ホールで公開で指される。
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井田五段は1回戦で久保利明九段(49)、2回戦で西田拓也五段(33)に勝利した。準決勝の相手は、同じ関西勢で研究仲間でもある服部六段。「間違い無く自分の人生の中で一番大きな舞台。緊張しすぎず、自分の力を発揮できたら」と意気込みを語った。