泣いて笑って大団円。井上道義が指揮者人生にピリオドを打った。先月30日に東京・赤坂のサントリーホールで開かれた、サントリー音楽賞の受賞記念公演が最後の花道に。日本のクラシック界を大いに盛り上げた希代のトリックスターは、この日のために練りに練ったプログラムで真っ向勝負。感傷を吹き飛ばし、全国の音楽フ…

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