6回、井上尚弥はルイス・ネリをTKOで破り、ガッツポーズする=西岡臣撮影
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 プロボクシングの4大世界戦が6日、東京ドームであり、スーパーバンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=が、世界ボクシング評議会(WBC)同級1位のルイス・ネリ(29)=メキシコ=に6回TKO勝ちし、王座を防衛した。WBC、世界ボクシング機構(WBO)は2度目の防衛で、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)は初防衛。

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 東京ドームでのプロボクシング興行は元ヘビー級王者のマイク・タイソンがジェームス・ダグラスにKO負けする波乱があった1990年以来、34年ぶり。

 このほか、WBAフライ級王者のユーリ阿久井政悟(28)=倉敷守安=は、同級3位の桑原拓(29)=大橋=を3―0の判定で下し、初防衛に成功。WBAバンタム級王者の井上拓真(28)=大橋=も、同級1位の石田匠(32)=井岡=に3―0で判定勝ちし、2度目の防衛に成功した。

 WBO同級5位で世界初挑戦の武居由樹(27)=大橋=は、同王者のジェーソン・モロニー(33)=豪州=を3―0の判定で破り、新王者になった。

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