パリ五輪・パラリンピックで活躍した岡山ゆかりの選手をたたえようと岡山市内で計画されているパレードの日程が、12月8日に決まった。体操男子で3冠を達成した岡慎之助選手らが参加する予定。パレード後にはセレモニーも予定されている。
11月7日にあった市などでつくる実行委員会の会合で日程やパレードのコースなどが決まった。
市によると、参加を予定しているのは、岡山にゆかりがあり、メダルを獲得したり、入賞したりした選手ら6人。
6人は岡山市出身の岡選手のほか、自転車の太田海也選手(岡山市出身)と長迫吉拓選手(笠岡市出身)、アーチェリーの中西絢哉選手(岡山市出身・在住)、車いす陸上の佐藤友祈選手(同市在住)と生馬知季選手(同)。
参加候補となっていたセーリングの吉岡美帆選手と自転車BMXの中村輪夢選手は都合により欠席と発表された。
パレードは午後1時から、岡山市北区の両備ホールディングス錦町オフィス前からスタート。「ハレまち通り」から西川緑道公園筋を南下し、市役所近くの下石井公園を終点に約400メートルのコースで行われる。所要時間は約30分で、周辺は1時間半程度の交通規制が見込まれている。
下石井公園では午後1時40分ごろからセレモニーが開かれ、選手一人ひとりの紹介やあいさつなどを予定する。
実行委で会長を務める県体操協会の若林昭吾会長は「選手たちもパレードを喜んでいると聞いている。県民、市民が一体となって盛り上げ、岡山を元気にしたい」と話している。(水田道雄)