二階伸康氏=2024年5月8日、和歌山市、松永和彦撮影
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 自民党の二階俊博元幹事長の三男で公設第1秘書の伸康氏(46)が、次期衆院選で和歌山2区から立候補する意向を固めた。17日に地元の和歌山県田辺市で記者会見を開いて表明する。二階氏の事務所が15日に明らかにした。

 衆院小選挙区の「10増10減」に伴い、和歌山県内の選挙区は3から2になる。自民党派閥の裏金事件で二階元幹事長が次期衆院選に立候補しないと表明したことを受け、県町村会や議員有志、建設・農業・漁業組合、商工団体などが伸康氏に、二階元幹事長の地盤を含む新たな2区から立候補するよう要請していた。

 新2区には、前県議で新顔の楠本文郎氏(69)が共産党公認での立候補を表明している。(松永和彦)

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