東京すし和食調理専門学校の長谷川哲也校長=東京都世田谷区

【楽問(がくもん)のススメ】

学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる方に取り組みや魅力を聞きます。今回は、東京すし和食調理専門学校の校長の長谷川哲也さんです。

 東京すし和食調理専門学校は、伝統的な懐石料理や、すし、海外食から日本で変化をとげたラーメンやとんかつなど、世界中から注目される「WASHOKU」を学ぶ専門学校です。実習に多くの時間を割き、国内はもとより、世界に羽ばたく職人を育てています。

 2年制と3年制のコースがあり、定員は各30人です。半数は国内の高校からの進学で、3割が留学生、2割が社会人などです。年齢層も幅広く、国籍も様々です。

 ソースなどを多用する洋食と違い、和食は、素材の味を探すようにしておいしさを感じるものです。でも、それには経験が必要です。

人手不足や和食ブームで高まる求人倍率

 学生たちは毎日だしをひき…

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