滋賀県

 不登校の子の支援について情報を交わす交流会「みんなで進めよう! しがの不登校支援~文科省全国キャラバンin滋賀」が3月1日、滋賀県彦根市内である。文部科学省の担当者が講演。行政と民間の取り組みを共有し、討論する。参加無料。

 文科省によると、不登校の小中学生は2023年度、過去最多の34万6482人(全体の3・7%)で、11年連続で増えた。このうち県内は4087人を占める。

 交流会では、文科省児童生徒課生徒指導室長補佐の上久保秀樹さんが、国の不登校対策などを講演する。また、県や彦根市、竜王町、栗東市での取り組みを共有し、討論する。

 登壇する一人で、彦根市でフリースクールてだのふあを運営する山下吉和さんは「子どもたちの声をたくさん届け、支援をより実りあるものにしたい」と期待する。

 1日午後1時、彦根市小泉町のプロシードアリーナHIKONE多目的ホールで。滋賀県フリースクール等連絡協議会のホームページ(https://www.shigafs.org/)から申し込む。

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