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「娘の状態はただ事ではなかった。ケアが必要で、『介護』と同じような状況だと感じ、介護のための休職制度が使えないかと思ったんです」
不登校になった長女(12)のため、1年間の介護休業を取った東京都内の会社員の女性(45)はこう振り返る。
長女は小学1年だった2019年4月、突然、学校へ行きたがらなくなった。女性は1週間ほど登校に付き添ったが、長女は通学路の途中で泣き出すことも。朝は起きられなくなり、外にも出られなくなった。
共働きで、長女は「お母さんがいい」と離れない。女性が会社に相談すると、介護の必要性を示す書類の提出を求められた。長女のかかりつけ医からは、パニック障害などによって目が離せないため、親の付き添いが必要だとする診断書が出た。同年6月、介護休業を取得した。
そして長女は
コロナ禍になって在宅勤務が…