2025年大阪・関西万博に滋賀県内の子どもを無料招待する県の事業について、県による学校への希望調査の結果がまとまった。小中高・特別支援学校計407校のうち、「教育旅行として参加を希望する」と回答したのは60校、「希望しない」は残りの347校だった。
県によると、希望した60校の内訳は小学校と中学校が各15校、高校22校、特別支援学校7校、その他1校。人数では事業の対象となる約18万人のうち、約1万5千人。個人・家庭での参加も受け付けていて、11月末現在で約800人の申し込みがあったという。こちらの締め切りは25年9月26日。
参加を希望する学校が15%に満たなかったことについて、三日月大造知事は4日の定例会見で「来年度の行事がすでに固まっていたり、万博で何を見ることができるのかがまだ明らかではなく、授業としての組み立てが難しかったりしたのではないか」と話した。