2025年の大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会(万博協会)の十倉雅和会長(経団連会長)は10日、前売り券の販売が700万枚を超えたことを明らかにした。また、万博運営の収支について「赤字が出ないように運営する自信はある」と語った。
開幕半年前になる13日を前に報道各社のインタビューに答えた。
前売り券の販売目標は1400万枚。うち700万枚は企業にまとめて売り、残りは一般販売する計画だ。十倉氏は、10月3~6日の4日間で販売が「約100万枚増えた」といい、低迷してきた販売のてこ入れに手応えをみせた。企業への販売目標の達成に自信を示す一方で、低迷する個人向け販売については「万博のコンテンツやイベントのスケジュールを発信していく中で、これから増えていくと思う。進捗(しんちょく)をチェックし、販売を増やすためのアピールに日々努力していきたい」と話した。
東北・北海道新幹線や山手線…