チェコパビリオンの外観イメージ=大阪・関西万博チェコ政府代表事務局提供
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 大阪市に本社を置く大末建設は4月半ば、大阪・関西万博のチェコのパビリオン建設を引き受ける契約を交わした。来年4月の開幕まで1年を切り、工期の厳しさは分かりつつも、「開幕までに完成させる」。片岡基宏取締役は8日にあった決算発表の場で話した。

 チェコは、木造建築に伝統的なアートガラスを用いた、回廊状のパビリオンを計画する。23年9月、自費でパビリオン建設を予定する「タイプA」の海外の国・地域の先頭をきって、着工に必要な仮設建築物許可の申請を提出。翌10月に大阪市から許可を取得したが、関係機関との協議が難航していた。

 大末は、1970年の大阪万…

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