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チケット購入から入場までの主なステップ

 2025年大阪・関西万博の開幕200日前となる25日、パビリオンなどの先行予約の抽選申し込みが始まった。パビリオン31館とイベント6件が対象。申し込みができるのは、10月6日まで販売しているチケット「超早割一日券」の購入者のみで、専用サイトから手続きできる。

 8人のプロデューサーが手がけるシグネチャーパビリオンや民間パビリオン11館、オーストラリアやポーランドなどの海外館8館が対象となる。

 和太鼓を使ったエンターテインメントショーや、大阪湾に面した会場西側に設けられるサウナ、開幕日から8日間連続で開かれるライブエンターテインメントなどのイベントも申し込みができる。

 4月13日の万博開幕日に開催される人気歌手のAdoさんのライブなどは今回は対象外となっている。今月25日時点で申し込みが可能なパビリオンとイベントは、万博を主催する日本国際博覧会協会ホームページの告知(https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240925-05/別ウインドウで開きます)から確認できる。

 協会は「並ばない万博」を掲げており、電子チケットと予約制が原則となっている。チケットは、協会ホームページ内の専用サイトから「万博ID」を登録した上で購入し、入場日時や訪れるパビリオンなどを予約する仕組み。

 「超早割一日券」の購入者は25日から抽選を第5希望まで申し込めるようになり、結果は10月7~12日に通知される。

 「超早割一日券」以外のチケットの購入者は、開幕半年前の10月13日以降に来場日時の予約が、来年1月13日以降にパビリオンとイベント観覧の抽選申し込みが可能になる。(西晃奈)

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