国際参加者会議で集合写真を撮り終え、拍手する日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長(前列左から2人目)ら=2025年1月15日午前10時34分、兵庫県姫路市、水野義則撮影

 4月開幕の大阪・関西万博に向けて、参加各国の担当者が続々と関西入りしている。15日からは各国の代表が集まる開幕前最後の国際会議も兵庫県姫路市で始まり、準備作業は本格化している。ただ、これまでの準備状況は順調とは言えず、万博の開幕まで3カ月を切るなか、大詰めの作業が続く。

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 会場では、この日朝から約160の国・地域や国際機関の代表者約600人が続々と集まった。

 会議は「国際参加者会議(IPM)」。主催する日本国際博覧会協会が、各国が出展するパビリオンの形式に応じてサポートしたり、イベントの運営などについて意見交換したりする場だ。今回が開幕前最後の会議となり、16日まで開かれる。

 万博は開幕まで残り3カ月を切ったが、準備の状況は順調とはまだ言えない状況だ。

 協会によると、各国が独自に…

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