
【島根】一畑電車(本社・出雲市)の新型車両8000系が11日から営業運転を始める。座席の向きを変えられる「デュアルシート」(計22席)を搭載。通勤、通学客が多い時間帯は横向きに、観光客が多い時間帯は前向きにする。
9日に松江しんじ湖温泉駅(松江市中原町)で出発式があり、丸山達也知事らは津ノ森駅(同市大野町)まで往復乗車。丸山知事は「宍道湖を見下ろせる魅力的な路線。スピードが出すぎないので眺めるのにもいい」と利用客の増加に期待を込めた。
同社は2026年度までに新型車両を新たに3両導入する予定。新型車両の運行については同社営業課(0853・62・3383)へ。