ロシア国防省は9日、ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア南西部クルスク州で、2集落を奪還したと発表した。ロシアメディアによると、ロシア軍による同州の集落奪還の発表は、9月16日以来、ほぼ3週間ぶりとなる。
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発表によると、奪還したのはウクライナ国境から約15キロ離れたノーバヤソロチナと約5キロ離れたポクロフスキー。
ウクライナ軍は8月6日に越境攻撃を始めた。スミルノフ同州知事は同月12日、プーチン大統領に28集落が占領されたと報告。ロシアの有力紙コメルサントはこれまでに14集落を奪還したと伝えている。
また、ロシア国防省は同州の戦闘で、ウクライナ軍に、2万人以上の兵士と戦車136両、装甲車900台以上などの損害を与えたとしている。